〜ToDoリストより大切かもしれない、“やめること”の見える化〜
毎日のように「やらなきゃ」で頭がいっぱい。
ToDoリストが終わらない。
寝る前に「今日もできなかった」と自己嫌悪…。
そんなループに陥っていませんか?
私も以前は、「タスクを片付けてこそ充実している」と思い込んでいました。
でも、ある時ふと「やらなくていいことを減らす方が大切なのでは?」と気づき、
“やめるリスト”という新しい習慣を取り入れ始めました。
結果、驚くほど気持ちが軽くなったんです。
この記事では、「やらなきゃ」に追われている方に向けて、
“やめることを見える化”するメリットと実践のコツを、実体験を交えてご紹介します。
🧠 なぜ「ToDoリスト」だけでは疲れてしまうのか?

ToDoリストは便利な反面、次のような落とし穴があります。
• 終わらない=達成感が得られない
• 増える一方でストレスになる
• “できなかった自分”を責めやすくなる
• 「全部こなして当たり前」と思い込んでしまう
つまり、やるべきことばかりに目を向けていると、“本当に必要なこと”が見えにくくなるんです。
🌿 “やめるリスト”ってなに?
「やめるリスト」とは、
自分の中にある「やらなくていいこと」「手放したい思考・行動」を書き出すリストです。
ToDoリスト=“増やす”リスト
やめるリスト=“減らす”リスト
やめることを“見える化”するだけで、頭と心のスペースが広がり、
自分にとって本当に大事なことが見えてくるようになります。
✏️ 私の「やめるリスト」の例

カテゴリ | やめたこと | 理由・効果 |
---|---|---|
思考 | 「全部完璧にやらなきゃ」 | 7割でOKにしたら心が軽くなった |
SNS | 朝起きてすぐSNSを開く | 朝の時間が静かで心地よくなった |
家事 | 毎日掃除しないと… | 2日に1回でも十分と気づいた |
人間関係 | 無理して返信する | 自分のペースで返すようにしたら楽に |
時間管理 | 予定を詰めすぎる | スキマ時間を意識して入れることでリズムが整った |
🌼 やめるリストを作るメリット3選
✅ 1. 「やらない」と決めることで、選択肢が明確になる
→ “迷わない”だけで、脳の疲労が減る
→ 「これをしなくていい」とわかることで、エネルギーが他に向けられる
✅ 2. “自分を責める材料”が減る
→ 「またできなかった…」と落ち込む日が減り、
逆に「ちゃんと自分を整えている」と感じられるように。
✅ 3. 心と時間に“余白”が生まれる
→ 常に埋まっていた1日のスケジュールに余裕が生まれ、
自分を大切にする時間や、創造的なことに使える時間が増える。
📝 やめるリストの作り方|3ステップでOK
🪞 Step 1:モヤモヤの正体を洗い出す
• いつも疲れると感じることは?
• やらなきゃと思ってるけど、心が重いことは?
• 義務感だけでやっていることは?
🖊 Step 2:「それ、やめたらどうなる?」と問いかけてみる
→ やめたとしても「実は問題ない」「誰も困らない」と気づくことが多いです。
🧘♀️ Step 3:実際に“やめる” or “一旦お休み”してみる
→ いきなり全部やめなくてもOK。「1週間お休み」で様子を見るのもおすすめ。
💡 “やめること”が怖いときはどうする?
✔ それでも不安なときは、「代わりに何が得られるか」に注目
例:
• SNSをやめたら → 朝の静かな時間が手に入る
• 完璧主義をやめたら → 自分にやさしくできる
• 返信を急ぐのをやめたら → 相手との関係が自然に整う
やめる=マイナスではなく、“余白”というプラスを生む行動だと捉えてみてください。
🔁 やめるリストは定期的に見直そう
• 毎週 or 毎月、自分の生活や感情に合わせて更新
• 時には「やめたけど戻したいこと」があってもOK
• ノート・手帳・スマホメモなど、書く場所は自由!
【まとめ】
私たちはつい「やらなきゃ」で自分を追い込みがちだけど、
本当は“やめてもいいこと”に気づくことの方が、自分を整える近道かもしれません。
☘ 今日からできる「やめるリスト」づくり
✔ 疲れたときにやっていることを見直す
✔ 気が進まないタスクを“やめてみる”勇気を持つ
✔ 「これやめたら、どうなる?」と自分に聞いてみる
「やめること=逃げ」ではありません。
むしろ、“よりよく生きるための選択”なんです。
あなたも今日から、“やめることで整える習慣”を始めてみませんか?
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